イメージが。
空中に漂う映像が。
私の奥から作られたその破片が。

私の記憶じゃない記憶たちが
私の記憶を蝕んで、散らして
混乱させて、やがては本当の記憶と成る。

その感覚が
味わったことのない感触が

「これが真実だ」と
無理矢理押し付けて来る
偽りの感情が

私を失くす。
亡くす。
無くす。

口から零れるその無数の「音」は
けして言葉には成らず
零れて、落ちて、砕かれて、
消えてしまう。


妄想が
私を喰らう。

怖くなるほど
夢と現実と想像の区別がつかない。

目を瞑ったら
鮮やかに浮出て来るその感覚と映像が私を襲う。

想像の中に居る筈の私が
現実に居る私を奪っていく。


不謹慎な妄想に浸されて行く。

出口を
教えて。

Posted by Lynn*
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